さよなら原発1000万人アクション 脱原発集会をハシゴ
(※緑色の文字は、わたしでない方の発言の要旨を引用したものです。)
2月11日に東京、翌12日に静岡と、「さようなら原発1000万人アクション」の集会に相次いで
参加してきました。
再三述べているように、わたしは、「暫定的かつ限定的な原発の維持はやむを得ない」かも
しれない、という立場であり、全ての原発の即時・全面・永久停止を求めるこうした団体の
人たちとは、いくらか考えが異なります。そのため、なかなかこうしたイベントに参加する
気になれませんでした。
しかし、将来的な理想像では重なる部分もあり、原発推進勢力に対するカウンターバランス
ということも考え、『小異を捨てて大同につく』必要があると思われます。
また、彼らがどんな活動のしかたをしているのか、実際にこの目で確かめてみたいという
気持ちも抑えがたく、思い切って飛び込んでみました。
ただ、行ってみて思ったのは、「これは、気軽に参加して下さいと言える雰囲気でないな」という
ことです。
メインステージの周辺は、労働組合などの幟を掲げる団体の人たちで埋め尽くされ、わたしの
ように個人で参加したと思しき人たちは、遠巻きに見守るしかありませんでした。
まあ、この幟は、人が多いですから、仲間がはぐれないようにするための意味もあるんで
しょうけどね。せめて、主だった人たちの演説が始まってからは、降ろして欲しいですね。
大江健三郎さんがスピーチなさってるんですけど、わかります?旗や幟の林の隙間に、
小さくお姿が見えるだけでした。
主催者側が再三にわたって、旗をおろすように要望して、ようやく半分くらい降ろされて
いましたが。

よく知られていることですが、こういった、主題と直接関係ないアピールをしている人も多い
ことが、現場で確認できました。それが、こういう場に慣れていない人にとって、この集会を
敷居の高いものにしているように思われます。実際、わたし自身、なかなか参加に踏み切れ
ませんでしたしね。
昨年9月の大会では6万人も集まったそうですが、今回は主催者発表で1万2千人とのこと。
半年で8割減です。何が原因でしょうね?
とはいえ、興味深いお話を、いくつか聞けました。
澤地久枝さん(ノンフィクション作家)
「日本は、自分たちで起こした事故の始末も付けられないくせに、原発の技術を他国へ輸出
しようとし続けている。無責任だ。」
同感です。
もし、東京電力があの地震を見事乗り切り、放射能漏れなど起こさずに原発を守り抜いて
いたならば、今ごろわたしはこう思っていたかもしれません。「日本の原子力運用ノウハウと
危機管理能力は素晴らしい。これを武器に世界相手に儲ければいい!」と。
しかし、現実はそうではありませんでした。彼ら(日本の原子力関係者)に、そんな能力は
なかったのです。能力がないなら、それなりの行動を取らねばなりません。身の丈にあった
振る舞いをしなければなりません。
この期に及んで原発の輸出など、身の程をわきまえていないと言わざるを得ないでしょう。
永山信義さん(福島県平和フォーラム)
「原発被災地をゴーストタウンと表現した大臣がクビになったが、実態を率直に表現した
だけの人が地位を追われる一方、この事態の原因を作った人たちがどんな責任をとったか?」
あの発言はいささか無神経かな?と思っていたのですが、地元福島県(と言っても、浜通りで
なく郡山の方だそうですが)の方の中にも、こういう意見の方がいるのですね。
菅野正寿さん(NPO法人福島県有機農業ネットワーク理事長)
「有機農家にとってとても大切な落ち葉や稲わらなどがひどく汚染されてしまったが、福島の
土壌は粘土質で、作物にセシウムは移行しにくい。」
う~ん、これは本当なんでしょうか?
「果樹類やきのこ類は、残念ながら高い数値が出ている。」
そこは認めますか…
「しかし、コメについては、95パーセントが100ベクレル/kg以下だ。」
100ベクレル/kgは、日本の暫定基準では合格ですが、ウクライナの基準に照らすと、
かなり高い数値ですね…
福島県の地元でも、県内産の食品は極力子どもには食べさせないようにしている方も
いると聞き及んでいます。このあたり、売らなければいけない生産者の目線よりも、現地の
消費者がどう考えておられるかが、この大会ではわかりませんでした。避難者15万人、
うち県外避難者6万人といっても、200万県民の大半は元々お住まいの地域に残り、日常を
維持しておられるはずですからね…
「福島の農民を加害者のように言うのはやめてくれ。」
これは、その通り。加害者は東京電力です。
山本太郎さん(俳優)
佐賀の県庁で何かなさったとか聞こえてくる方ですが…
「建国記念の日ですって。ここに集まった皆さんこそ、この国を本当に愛していますよ。」
愛国心などと、大仰なつもりはないのですけどね。まあ、これは、原発を推進してきた、『保守』を
標榜する人たちへの皮肉でしょうか?
この会場には、労組や、いろんな団体の旗が林をなしていましたが、わたしがみた限り、
日の丸は1枚もありませんでした(←当たり前?)。
『皇土を放射能で穢し、恐れ多くも御宸襟を悩ませ奉る者は国賊だ!』とか言う右翼さんは
いないんですかね?(まあ、いてもここには来ないだろうなー。いかにもな左翼色を薄めないと、
幅広い連携は難しいと思う。)
「震災ガレキは広域移動するよりも、本当は地元に近いところに処理プラントを作り、地元に
雇用を生むべきだ。」
なるほど。ガレキの問題については、放射能汚染の問題があるのか否かにばかり意識が
向いていましたが、地元の雇用創出という点は考えが及びませんでした。わざわざ輸送費を
かけて遠くへ持っていくより、可能であるならその方がよさそうですね。
(2012/2/19追記: と、思ったのですが、地元に新しくプラントを作っても、震災のガレキが
なくなったらそのプラントは仕事がなくなってしまいますね…。やはり広域に既存の廃棄物
処理プラントを頼る方がマシなのでしょうか?)
それが可能か、そのための適地が東北にどれほどあるか、そのあたりはよく調べる必要が
あるでしょうけれども。
藤波心さん(タレント・15歳)
「『食べて応援しよう』などというのは、無責任なキャンペーン」
これは驚きました!地元福島の農民の目の前で、言い切りましたよ彼女は!大した度胸と
しか言いようがありませんね。
わたしとしては、故郷高知でも今いる愛知でも、もともと福島産の農産物を口にする機会は
あまりなかったこともあり、『福島の農産物を選んで食べることも、あえて排除することも
しない。』という方針でおりますが、さて、誰が正しいのか…?
皆さんのスピーチが終わってからは、パレードに参加しました。
参加者は二手にわかれました。わたしは、会場の代々木公園から、原宿を抜けて千駄ヶ谷
方面の国立競技場を目指すグループにいました。(と、言っても、東京の地理は少しも
分からないので、どこをどう歩いたのやら…)
パレードでは、いかにも運動のプロと感じさせるようなプラカードやゼッケンばかりではなく、
このような参加者の思い思いのメッセージも見受けられました。
パレードというので、もっと道いっぱいに広がって歩くものかと思いましたが、片側3車線の
うち左端1車線のみ使い、警察の誘導に従って大人しく進んでいきます。欧米ではどうか
知りませんが、日本、それも東京の道路事情では、そうせざるを得ないでしょうね。
それでも、これは面白いです。本来クルマしか通れないところを、合法かつ平穏なかたちで、
思い思いのアピールをして、道行く人に注目されながら進んでいくのは、なかなかに得難い
体験です。こういう運動にハマる人の気持ちが、少し分かった気がしました。
ただ、商業地ではともかく、マンションの立ち並ぶような地域では、鳴り物は控えるなどの
配慮も必要だと思います。沿道の人の反感を買いすぎては、元も子もないですから。
明けて、翌12日、今度は、静岡市の常盤公園で開かれた、「さよなら原発1000万人アクション
東海ブロック集会」に参加しました。
こちらは、もう完全に労組主体、それも、自治労や教職員関係の公務員労組ばかりが
目立ち、幅広い市民の運動とは言い難いように見受けられました。
写真は撮れませんでしたが、ある2人組が交通費や食費といった明細表が貼り付けられた
封筒をやり取りしているところも目撃しました。
綺麗ごとだけではやっていけないのが現実のようですね。
別に、労働組合がいけないと言っているのではなくて、のぼり旗を押し立てて、いかにも
特定の層が主体でやっています、という雰囲気を出しすぎると、わたしのような、組織に縁の
ない人間には、敷居が高くなってしまうと思うのですが。
とは言え、大都市圏以外のそうそう人を集められない地方で、ある程度頭数を揃えて
デモンストレーションをしたければ、こういう組織が人をよこしてくれるのは、確かに有難い
ことなのだろうというのは、わたしにも分かります。この人たちが、大切な担い手なのでしょう。
浜岡原発を抱える静岡県ですので、同原発の廃炉を訴える発言が繰り返しなされました。
ちょっと疑問が残ったのが、福島から秋田へ子連れで避難、移住されたという
お母さんの
スピーチです。「福島にいたときは、首のコリや湿疹といった『放射線障害』に悩まされたが、
秋田へ移って1ヶ月ですっかりよくなった。もう福島へ戻る気はない。」とのこと。
う~ん、それが本当に放射線障害なのか、そうだとして、放射線障害というのは1ヶ月や
そこらの転地療養で完治するものなのでしょうか?そのへん、わたしには判りかねます。
とはいえ、20km圏内等は当然として、その他の地域でも避難が必要なのかどうかについては、
いろんなことを言う人がいて、誰を信じてよいか分からない状況である以上、とりあえず
逃げておくというのも、ひとつの判断として尊重されねばならないかな、とは思います。無論、
残る決断をした人たちについても同様であることは言うまでもありません。
このあと、こちらでもデモに移ったのですが、静岡県警の方々は、東京警視庁よりずっと
きめ細やかなケアをして下さいました。10mおきくらいに警察官が横に張り付き、クルマが
来たり、歩行者が横切るたびに注意を促してくれます。
一部、それを疎む人もいましたが、大半の参加者は概ね受け入れ、平穏のうちにデモは
終了しました。
静岡県警のみなさん、お疲れさまでございます!
こうした集会やデモに参加したのは、初めての経験でした。
この手の運動の良いところ、疑問に思うところ、そうしたことを、ネットなどでの聞きかじりで
なく、実際に自分の肌で感じることができたのは、とても有意義な体験でした。
ネットでぶつぶつ言っているばかりな日々に飽き足らなくなっていました。「行動する市民」に、
少しは近付けたでしょうか?
今後とも、自分にあったかたちで、身体を動かしてみたいと思います。
« 原発問題に関する見解 ━電力会社に『疑の一字』を━ | トップページ | 春の息吹 »
「原発・エネルギー・省エネ」カテゴリの記事
- 【あと1基】 素直には喜べぬ(2012.03.26)
- 日本の夏、節電の夏 その3 ━脱原発も原発推進も納得できない━(2011.07.26)
- 日本の夏、節電の夏 その2(2011.06.30)
- だんだん節電が面白くなってきた(2011.05.28)
- 日本の夏、節電の夏。(2011.05.22)
コメント
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/575710/53969746
この記事へのトラックバック一覧です: さよなら原発1000万人アクション 脱原発集会をハシゴ:


福井様、東京・静岡の集会レポお疲れ様です。
『小異を捨てて大同につく』のは、一つの政治運動テーマの裾野を広げる為にはとても重要な言葉なので、全く異論はありません。
画像を拝見しますと幟が多すぎですし、集会テーマの本筋とは無関係のも見受けられますので、
これから連想するのは、在特会が毎日新聞を糾弾するデモを開催した際、デモの本筋であるマスコミ批判と無関係のネタを持ち出した事を、
思い出します。
福井様が三枚目の画像で指摘しているモノは特に酷いですね。
これを見ていると、『主張・運動自体が自己目的化しており、主張の現実化は二の次か?』と見えなくもありません。
四枚目、五枚目の画像への指摘も同意でして、こうした色が特定の人間以外を排除する雰囲気に繋がるのでしょうね。
>今ごろわたしはこう思っていたかもしれません。「日本の原子力運用ノウハウと
>危機管理能力は素晴らしい。これを武器に世界相手に儲ければいい!」と。
>しかし、現実はそうではありませんでした。彼ら(日本の原子力関係者)に、そんな能力は
>なかったのです。
↑
日本人の気質は職人気質の塊故に、『こだわりの逸品』を作る事に向いていると考えますが、
素晴らしいモノを作る事と、それを組織で適切に運用する事は別問題なので、
その代表的な事例が戦艦大和と東京電力を始めとする電力業界であると思う次第です。
特に福島原発事故以前の重大事故想定は、度を超えた楽観論に支配されていた訳ですから、
そこで適切な事前対応が出来る訳がなく、その背景事情には設備面以上に、人間の問題がありますよね。
鉢呂前経産相の発言は、表現方法について問題があったと考えますが、程度の差で言えば彼よりも責任の重い人間がいるのは
記述されている通りだと思います。
>福島の土壌は粘土質で、作物にセシウムは移行しにくい。
↑
発言者の言う様に土壌は仮にそうであっても、肥料経由と言う事も考えられるのではないでしょうかね。
きのこ類に関しては、汚染マップでも森林地帯や山脈の手前で比較的高い線量が出ていましたから、発言者も強弁できないのでしょうし、
スギ花粉が飛ぶ季節は、マスクの需要も何時もより増えそうですね。(はじめての状況ですから、警戒する人もいるかと)
>「福島の農民を加害者のように言うのはやめてくれ。」
↑
第一義的に東電が加害者である事は間違いないですが、茨城や千葉の漁協の動きに比べると、JA福島や福島県の対応が適切かは疑問点がありますし、
だからと言って、福島の農民を攻撃すれば済む話ではありませんよね。
それと、藤波心さん(タレント・15歳)は度胸があると言うか、胆が据わってますね。
申し訳ありません。
続きは別途書きます
投稿: メガスターダム | 2012年2月13日 (月) 18時27分
福井様、先程の長文の続きですが、
パレード画像の二枚目のメッセージは純粋に共感を覚えます。
日本のデモは悪く言えば警察に統制されているので、秩序を乱せば即摘発ですし、
欧米各国のデモの様に広く共感を集めるネタが、デモのテーマになる事も少ない様に思います。
只、摘発のリスクを背負ってまでやりたい放題出来る人間自体が、社会の中では稀な存在ですしね。
静岡レポの記述についてですが、
画像を見る限りでは『主張自体が自己目的化』している感がやはり出ていますよね。
福井様が指摘されている様に、集会のテーマ自体には共感できても、その場の雰囲気でドン引きしてしまう人が続出では、
どうやって連帯感を強めていくのか疑問を感じますし、鈴木邦夫氏を始めとする右派言論人を巻き込む思考回路が弱いのかもしれませんね。
貴方が仰る通り、『綺麗事だけで物事が進む訳ではありません』し、労組が絡む事自体を否定するモノでもありませんが、
他者との連携が苦手なのが日本の左派勢力の仕様なので、右派は勿論、福井様の様な中道的な立ち位置の人でも、
色々と躊躇するのはやむを得ないと思いますよ。
福島から秋田へ避難した女性の記述ですが、私には額面通りには受け取れず、精神的な疲労が関係している様に見えますね。
勿論、自己責任で行動しなければ後で困るのは己自身ですから、その女性が避難行動を採った事自体を否定するものではありません。
最後ですが、警視庁と静岡県警ではデモ警備の対応が違うのが興味深い話ですね。お疲れ様でした。
失礼いたします。
投稿: メガスターダム | 2012年2月13日 (月) 18時48分
メガスターダムさま、いつもコメントありがとうございます。
別に団体の人たちが出張ってくるのが悪いことだとは少しも思いませんが、
そういう人たちばかりが目立っても、組織と縁のない個人が萎縮しないか、
と思います。
在特会のことはよく知りませんが、世の中にはいろいろな問題があり、
それぞれについて、みんな考えがあるのですから、ある1つの問題について
賛同者を募りたいなら、その問題1点に絞ってアピールした方がいいと
思います。
>素晴らしいモノを作る事と、それを組織で適切に運用する事は別問題
日本には、例えば新幹線という素晴らしいものを造り、それを国鉄・JRの
組織が長年安全に運用してきた成功例もあれば、今回の福島原発事件の
ような大失敗例もありますね。もっとも、アレはほとんどアメリカの技術
らしいですが、それを40年間無批判に運用し続けてきたわけですから。
>茨城や千葉の漁協の動きに比べると、JA福島や福島県の対応が適切かは
>疑問点がありますし、 だからと言って、福島の農民を攻撃すれば済む
>話ではありませんよね。
このあたりが難しいところですね。
農家が春になって田植えをしてコメ作りすることをどうして責められ
ようか、という気持ちもあるのですが。
出荷をやめさせて、東電と政府に責任をもって補償させればよかった、との
意見にも一理あります。しかしそれでは、かの地の農家は補償金頼みの
体質になってしまいます。土地改良、大規模化、品種改良といった進化への
意欲も失せるでしょう。
何とか、産業としての農林業を維持したいところですが、見通しは厳しい
でしょうね。
>日本のデモは悪く言えば警察に統制されている
何も警察にケンカを売りたいわけではないですからね。
街頭デモは日本国憲法第21条で保障される市民の権利です。その一方で、
他の人にも公道を通行する権利が当然あるわけです。そこは、交通の
整理を司る監督官庁、すなわち警察に、うまく調整してもらわないと
いけません。
静岡県警も警視庁も、今回のデモに関しては、概ね上手くさばいてくれたと
評価しています。
静岡県警の方が手厚い、と書いてしまいましたが、これは、デモに参加
した人数が東京と静岡では数十倍は違いましたから、仕方ないかと。
警視庁も仕事はきちんとしてくれましたよ。
>他者との連携が苦手なのが日本の左派勢力の仕様なので、右派は勿論、
>福井様の様な中道的な立ち位置の人でも、 色々と躊躇するのはやむを
>得ない
そういうことなんでしょうね。
保守系の人たちは、原発をどう見ているんでしょうね?みんながみんな、
読売新聞みたいな意見の人ばかりということも、ないでしょうに。
>福島から秋田へ避難した女性の記述ですが、私には額面通りには受け取れず、
>精神的な疲労が関係している様に見えますね。
これについては、わたしは医者ではないので、判断は差し控えます。
ただ、精神的な問題だったとしても、そこまで彼女を追い詰めたのは東電
ですからね。被害者の1人には違いないかと。
ですが、こうも思います。仮に、わたしの故郷・高知か、今いる愛知で
原発事故があったが、わたしと家族は諸般の事情で高知(愛知)に留まる
ことになったとします。その時、自分と子ども2人だけでよそへ逃げた人が、
『高知(愛知)は危ない、もう帰る気はない。』などとあちこちで言い
立てていたら、わたしはどう思うだろうか、と。
そう考えると、この女性を非難する気は毛頭ないのですが、賛同もしがたい
のですよね…
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このブログ、決して脱原発専門ブログではないんですけどねw
暖かくなったら、また花の話なども書いていきたいです。今後ともよろしく。
投稿: 福井雅敏 | 2012年2月13日 (月) 23時20分
福井様、私の駄文コメントにレスを頂きありがとうございます。
>このブログ、決して脱原発専門ブログではないんですけどねw
>暖かくなったら、また花の話なども書いていきたいです。今後ともよろしく。
↑
はい。ご尤もな話ですよね(笑)
ブログ主の福井様の日常生活に於ける様々な話題の中の一ページに、今回の脱原発云々の話があるのであって、
それが全てだと、福井様管理のブログから醸し出される雰囲気が一変してしまいますから、
旅m@s視聴者兼鉄ヲタに過ぎない私が食いつける範囲は狭いですが、貴方が思う様に記事を書いて行かれる事に異論ありません。
福井Pの現シリーズで言えば、第一話で予告のあった白河ラーメンスルーの場面をどんな感じに纏めるのか
非常に興味がありまして、
福井Pが愛知県在住である故に、喜多方ラーメンを食べに喜多方市へ向かえば、
時間的制約により白河ラーメンを食べるのが、物理的に不可能になるだろうとの想像力は働くのです(笑)
ま、『白河ラーメン涙目www』と動画コメを付けられるかも?と思ったり、展開次第で『旅m@sではよくあること』タグを付けられるかも?
と、気長に福井P動画うpをお待ちしております。
さて、本題ですが、
>ある1つの問題について
>賛同者を募りたいなら、その問題1点に絞ってアピールした方がいいと
思います。
↑
全く同意でして、話の本筋からずれる論点は、特定のテーマで集まった人たちをシラケさせるだけですよね。
新幹線に付きましては福井様もご承知の通り、先進的かつ手探りな技術開発と信頼性確保が求められましたので、
鴨宮実験線の試運転期間も念密でしたし、冬期関ヶ原越えの問題も試行錯誤そのものと聞きましたので、
よく批判される国労・動労問題や現在進行系の電力業界及び原子力村の増長とは無縁の話ですよね。
新幹線開発に見られるように、技術開発とその信頼性確保、及び運用ノウハウ確立には慎重さが何よりも重要な話で、
モータースポーツでもテストドライブ(試運転)を念密に行うのはその為ですものねぇ…
こうした経緯からしても、日本の新幹線技術が世界に胸を張って誇れるものなのは疑う余地のない話ですが、
地震大国である我が国に最適化されたシステム故に、カリフォルニアの様な大地震のある地域なら最適なそれも、
地震の確率が低い地域では、場合によって『無駄にハイスペック』と取る人も居るかもしれません。
福島原発の原子炉については、福井様ご指摘の様にアメリカ技術とそれを改良した国内メーカーのモノですが、
スリーマイル原発事故及びチェルノブイリ原発事故の際に、事前の事故想定を甘く見積もる思考回路を改めなかったのも、
反原発派への政治的思惑ありきで、新幹線開発に従事した国鉄当局の慎重さは微塵も無いと言えると思います。
なので、福井様の言われる様に、『無批判に運用し続けてきた』との話に同意します。
申し訳ありません。中途半端な書き込みですが、福島県農民の話とそれ以降の部分は、また別途書き込みに伺います。
それと、福井様もご覧になっているかも知れませんが、記事を幾つか貼り逃げしたいと思います(笑)
原発技術者:東電人材流出やまず 韓国が引き抜き攻勢
http://mainichi.jp/select/biz/news/20120216k0000e020181000c.html
↑
この記事のポイントとしては、韓国に対する不快感よりも、電力業界の在り方に対する怒りでしょうかね。
我が国製造業の技術者流出も、彼等の企業側の扱い方の問題に行き着くわけですし、
個人的には、競争相手に付け入る隙を与えている方が間抜けに見えるのです。
オリンパス前会長・前常勤監査役・前副社長を逮捕
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120216-OYT1T00302.htm
↑
電力業界とは別の意味で、問題のある企業ですよね。
投稿: メガスターダム | 2012年2月16日 (木) 18時53分
メガスターダムさま
白河ラーメンについては、アレは、本当にグダグダなオチになりますので…。まあ、今は多くを語りません(^-^;
韓国が東電の人材を狙っている情報は、原発擁護派の人たちが鬼の首を取ったような勢いで引用していますね。
彼らは何が言いたいのでしょうか?「こういうときだからこそ、原子力関係者に手厚い待遇と高い地位や名誉を
保障して気持ちよく働いて頂け」、とでも言う気でしょうか?そういうのを焼け太りといいます。新エネルギー開発を
非現実的となじり、現実性を重視するはずの彼ららしくもない、あり得ない解決策ですね。
まあ、日本国民には職業選択の自由も居住移転の自由もあります。また、退職の自由は労働者の最後の
自由であり、これすら奪われた労働者はもはや単なる奴隷であるといわれています。役員でもない東電の
一般社員に、最後まで会社に残って責任を取れといっても、それはムリというものでしょう。好待遇を求めて
出て行くのは、やむを得ません。
人材・技術は、広く世界に求めるしかないですね。
http://www.j-cast.com/2011/04/14092836.html?p=all
外国を儲けさせるのはしゃくに障りますが、こういう連中もいるようですので。
投稿: 福井雅敏 | 2012年2月17日 (金) 21時04分
福井様、中途半端な書き込みで申し訳ありません。
>かの地の農家は補償金頼みの
>体質になってしまいます。土地改良、大規模化、品種改良といった進化への
>意欲も失せるでしょう。
↑
福島県農家の自助努力との観点に経てば、福井様の指摘はご尤もと思いつつ、
私見ですが『ブランドイメージを守る為にどうすれば良かったのか?』や、抽象的な印象論から来る『風評被害』に
どうやって対抗すれば良かったのか?も論点になると考えます。
ブランドイメージと風評被害の共通点は『印象論』な訳ですから、福島県に於ける風評被害への対抗策は、
現地調査に基づく数値化されたデータを明示し、それを消費者側が自己責任に基づいて選択する形でないと、
具体的な情報提供がない状況では、消費者側の福島ブランドに対する敬遠感を全否定出来るだろうか?と思いつつ、
福岡県であった福島産農産物販売会に脊髄反射で抗議する消費者側の過剰反応も出てしまうと思うのです。(限度を超えてますが)
福井様もご承知の通り、福島県は浜通り、中通り、会津に分けられますから、磐梯山の西側や、中通りの白河、
浜通りでも相馬辺りならそんなに線量も高くない訳で、(私見ですが)今年一年休耕した上で、東電にキッチリケジメを付けさせ、
しっかり除染作業を行うために速やかな線量調査を行なったほうが、『福島ブランドを守る事に繋がったのではないか?』と考えます。
>保守系の人たちは、原発をどう見ているんでしょうね?みんながみんな、
>読売新聞みたいな意見の人ばかりということも、ないでしょうに。
↑
(親米)読売・(親韓)産経の言う事は、彼らの立ち位置に基づく論調ですから、公正中立(笑)なんですが、
それは左派側の朝日・毎日と経団連機関紙の日経も本質的には大差ないと思っています。
知っている範囲で、右派言論人で原発に批判的な立ち位置を採る人として、西尾幹二氏、竹田恒泰氏、
鈴木邦男氏らの名前を挙げますが、
彼らよりも櫻井よしこ氏や青山繁晴氏の様な人間が、右派言論界で重宝されている様に見え、
マスコミ業界の論調としては、右派の人間達の脱原発は『声無き声』扱いされているのではないでしょうか?
そこで、左派勢力の努力次第で『脱原発』をテーマに中道勢力、右派勢力の連帯が実現すれば力を発揮するのですが、
日本の左派勢力は、『知識・知性は優れていても、相対的に知恵が働かないのではないか?』と考える次第で、
共産党・社民党を見ても、『馬鹿には該当しないが、思考回路が硬そうに見える』んですよね。
福島から秋田へ避難した女性については、私自身軽はずみの発言をしてしまいました。スミマセン
ただ、その女性が浜通り在住だったのか、それとも中通りでも福島市と白河市では線量が違います(会津も同様)から、
そこら辺の情報をその方が明示されなかった事も、余所者としては引っ掛かりつつ、その方を全否定するつもりもありません。
投稿: メガスターダム | 2012年2月18日 (土) 17時52分
福井様、東電人材と韓国の話に付いてですが、
全くもって福井様に同感でして、彼等の『お前らが巨大津波を攻撃せずに、東電ばかり攻撃するからこうなった!!』
との話は、『電力業界と繋がりのある人間か?』と疑いたくなるモノであり、東電・電力業界に『組織としての自浄能力』が
備わっていない事の再確認だろうと思います。
彼等電力業界がキッチリケジメを付けずに、焼け太りを許すのでは、
彼等が『民間企業でありながら、霞が関の官僚と大差ない』メンタリティを擁護する意味ですから、
原発擁護論者に到底同調は出来ません。
>、退職の自由は労働者の最後の
>自由であり、これすら奪われた労働者はもはや単なる奴隷であるといわれています。
↑
福井様の仰る通りだと思います。(日本の労基署の実務能力の問題がブラック企業の横行に繋がっていると考えますが)
電力業界取締役会と無関係の一般従業員に負わせる責任は限りがありますから、
転職の自由は有って然るべきですし、東電ブランドにしがみつく方が転職に不利になる様に思いますね。
アレバ、GEは彼らの立場で利益追求を行うわけですから、IAEAと同じくドライな対応で、
全面的な支持は出来ませんが、『モノは使い様』では無いでしょうか?
福井様もご覧になっているかも知れませんが、埼玉県上田知事が明確な東電批判を発言したのに対して、
東電大株主の東京都石原知事はダンマリな訳でして、彼のその姿勢自体が、電力業界の現状を座視してはならない話かと。
↓
「東電は人類史上最大の迷惑企業」埼玉知事
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220216000.html
投稿: メガスターダム | 2012年2月18日 (土) 18時13分